砂老人の語り場

主にポケモンに関する記事を書きます。

【s16最終113位レート2105】カバドリ@1改

はじめましての方ははじめまして、砂の民Keyです。

今期は砂パでレート2100を達成することができたので構築記事を書くことにしました。

最後までご覧いただけると幸いです。

(以下常体)

結果

TN Key 最高レート2086 最終爆死

TN minori 最終113位レート2105

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↑レンタルです。自由に使ってください。

 

 

構築の経緯

s14に使用したカバドリがまだやれるんじゃないかと思いそこからスタート

keykko.hatenablog.com

(各ポケモンの採用理由など詳しくは上記記事参照)

この構築のままだと初手パオジアンに無限にアドを取られるため選出率の一番低いサーフゴーをパオジアンに滅法強いアローラキュウコンに変えた。

アロキュウツツミと並べることで強力な選出圧力にもなると考えた。

この枠に関してはブリジュラスもパオジアンに強いため一時期採用していたがテラスを切らないと聖なるつるぎで大きく削られてしまうこと、ガチグマに対してあまり強くないことからカバドリブリジュラスで詰め切れないことが考えられたので採用を見送った。

他並びは変わっていないが細かい変更点は個体紹介の部分で記述する。

コンセプト

電磁波が効かない高速エースドリュウズを押し通す

カバドリの選出率をなるべく高くするために最善の構築を目指す

個体紹介

カバルドン

Hippoterus

特性:すなおこし
性格:わんぱく
持ち物:さらさらいわ
テラス:ゴースト
実数値:215(252)-133(4)-159(52+)-79-117(196)-68(4)
技:じしん / あくび / ステルスロック / ふきとばし

HB:a200パンチグローブ水ウーラオスのすいりゅうれんだ最高乱数切り耐え

HD:c205アカツキガチグマのノーマルテラスブラッドムーン最高乱数切り耐え

s:ミラー意識

砂始動役として使い慣れているカバルドン

ノーマルテラスブラッドムーンで突破してこようとするガチグマが多くみられたのでHDに厚くした。

中盤炎の渦カイリューが大量発生していたため最終日ゴーストテラスにして逃げられるようにしたが急に全く当たらなくなり一度も活きることはなかった。

 

ドリュウズ

Stalobor

特性:すなかき
性格:いじっぱり
持ち物:いのちのたま
テラス:ステラ
実数値:185-205(252+)-87(52)-63-85-134(204)
技:じしん / アイアンヘッド / みがわり / つるぎのまい

s14の時と全く同じ構成のステラドリュウズ

水ウーラオスやガチグマ、イダイトウなどに対して活きる草テラスも考えたがアカツキガチグマは対面全員ブラッドムーン打ってくるし水ウーラオスは@1で対応すればいいのでステラを続投した。

他テラスはしんそくカイリューやパオジアン、炎オーガポンに弱気になるのが大きなデメリットだと思う。

みがわりは死ぬほど読まれたがそれでもあるのとないのとでは立ち回りに雲泥の差が出るのでこちらも続投。

意地っ張りのダメージ感覚で使用し続けていたためハバタクカミを確実に抜けるようき最速での採用は見送った。

ラティオス

Latios

特性:ふゆう
性格:おくびょう
持ち物:こだわりメガネ
テラス:はがね
実数値:155-95-101(4)-182(252)-130-178(252+)
技:ラスターパージ / りゅうせいぐん / サイコノイズ / テラバースト

普通の眼鏡ラティオス

トリックは全くと言っていいほど打たなかったためグライオン絡みのサイクルやみがわりに刺さるサイコノイズを採用。

よくあるのがテツノツツミがみがわりをしてくるパターンで再現性が高い。

オーガポン(いど)

Ogerpon (Brunnenmaske)

特性:ちょすい
性格:ようき
持ち物:いどのめん
テラス:みず
実数値:155-172(252)-105(4)-72-116-178(252+)
技:ツタこんぼう / パワーウィップ / じゃれつく / ちょうはつ

s14の時はHBで使用したいたがASのほうが汎用性があると考えASでの起用。

これが大正解で速いグライオン、スカーフじゃないイーユイ、ラティ兄弟、オーガポンミラーなどに弱気にならず立ち向かうことができた。

このポケモンが裏にいるだけで水技を選択することにリスクがあるためカバルドンに対してアシレーヌやウーラオスが水技を打ってこない場合が多々あった。

挑発はカイリューの起点を防いだり、再生技やどくどくを止める技として重宝した。

裏選出の壁展開をした際につるぎのまいを積みたい場面が何度かあったため挑発はつるぎのまいもありかもしれない。

じゃれつくはドラゴンタイプへの打点として抜けなかった。

草技は非常に悩んだが打つ場面で水ウーラオスやイダイトウをワンパンしてもらわないと困るため外しもあるがパワーウィップを選択した。

 

キュウコン(アローラ)

Vulnona (Alola-Form)

特性:ゆきふらし
性格:おくびょう
持ち物:ひかりのねんど
テラス:みず
実数値:159(84)-78-123(220)-101-120-170(204+)
技:ふぶき / ムーンフォース / オーロラベール / アンコール

H:16n-1

S:最速ガブリアス抜き

B:あまり、水ウーラオスのすいりゅうれんだの乱数が動くライン

パオジアン対策として入ってきた至って普通のアロキュウ。

カバドリ@1を謳っているがカバドリアロキュウという選出はしない。

天候の書き換えがあまりに弱く、アロキュウで壁展開した後にカバルドンを再展開しなければならない。時間がかかるあくび展開の壁展開の相性がとても悪い。

つまりほとんど見せポケで出すときは裏選出のみ。

あまり選出はしなかったが出したときはなかなかの活躍を見せてくれた。

 

テツノツツミ

Eisenbündel

特性:クォークチャージ
性格:おくびょう
持ち物:ブーストエナジー
テラス:みず
実数値:131-76-134-176(252)-81(4)-206(252+)
技:ハイドロポンプ / フリーズドライ / みがわり / アンコール

こちらもいたって普通のテツノツツミ

このポケモンを続投した理由としては見せあいの部分でアロキュウツツミと並べたかった部分も大きいがどうしてもカバドリ@1の選出の際に水ポンもラティも厳しい場合に出したり、トドロクツキ入りやママンボウ入りに一役買った。

水テラスにすることで火力を伸ばすことを狙ったがカイリューしんそくが普通にきつかったためゴーストテラスでもいいかもしれない。

選出、立ち回り

メインロムサブロム含めて直近162戦のデータ。

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砂選出率は以前より落ちたが8割近くを維持。

基本的にカバドリ@1の選出をするためその体で話す。

 

①カバドリポン

最も多かった選出。相手に鋼タイプ、悪タイプがいる場合いてラティオスが通せないと判断した場合に選出。パオジアン入りのBIG6系統にもよく出した。

②カバドリラティ

相手にパオジアンやイーユイなどの悪タイプやサーフゴーなどの鋼タイプがいない場合には優先的に出す。

上記のポケモンがいてもブリジュラスがいて水ポンが受けられてしまうと判断した場合には選出を強引にした。

③カバドリツツミ

①②両方難しい場合に選出。また、ママンボウやトドロクツキ入りに選出した。

トドロクツキには飛行テラス挑発でカバルドンを起点にされるし、ママンボウにはこいつがいないと困る。

④アロキュウポンツツミ

基本的にパオジアンがいようがカバドリを選出するのだが、ドータクンやアーマーガア、ミミズズ、イダイナキバなどがいてドリュウズが通せそうにない場合、また明らかに壁展開のほうが勝率が高そうと判断した場合に選出。

壁下の水ポンがあまりに強く試合が決まるケースがよくあった。

 

細かい立ち回りはこちらの最終日対戦動画を参考にして頂ければと思う。

youtu.be

 

重いポケモン

チョッキゴリランダー

本構築全てのポケモンに刺さっていて唯一勝てそうなラティオスもはたきおとすで倒されてしまう。ほぼ勝てなくて土下座していた。

ジャローダ

このポケモンも本当に重くラティオス頑張って対応していた。

チオンジェン

無理、ギガドレインがなければツツミで一応対応できる。

マッチングを最終日一度もしなかった。

ノーマルジュエルオオニューラ

基本的に想定していないためドリュウズの上を取ってくるのでカバルドンが削られていると対応できない。

 

草タイプにあまりに弱すぎるのでここは改善しなければならないと思う。

雑感

まず、SVホーム解禁前のシーズンを除いて二回目のレート2100できたことを大変嬉しく思う。

s14と比べてドリュウズへのマークが厳しくなかなか勝ちきれない時期もあった。

ドリュウズも同じ型を使用していて読まれることも多々あった。

それでもドリュウズは強かった。

砂を信じ続けて本当に良かった。

最終日はメインサブ両ロムレート2000からのスタートで2050までは両方ともすんなりと載せることができた。

ここからがきつかった。

全構築がきつく見える病気にかかりプレイングがお粗末になりメインロムがレート1900まで爆溶かし。

残すところサブロムの2050を保存するか迷ったところ、勝負することに決めた。

夜遅くまでプレーし眠かったので朝6時まで寝て大勝負に出る私。

なんとすんなり連勝しレート2100を達成することができた。

 

一歩間違えれば2000陥落で何も残らない可能性もあったので負けていたらと思うと本当に怖い。一か月の努力が泡と消えるのだから。

とにもかくにも目標を達成することができて本当に良かった。

s17はやるか未定だが休むかもしれない。

 

禁止伝説ルールも発表されたのでそのルールにおける砂パも考えていきたい。

バンドリ黒バドもカバドリザシアンもなかなか熱いのではなかろうか?

以上になるがここまでご覧いただき有難うございました。

質問や感想は下記twitterまで

twitter.com

 

〇Special Thanks

相談に乗っていただいた砂の民の方々

 

【s15最終617位レート2000】バンドリサンダー

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はじめましての方ははじめまして、砂の民Keyです。

今期も砂パでレート2000を達成することができたので構築記事を書くことにしました。

最後までご覧いただけると幸いです。

(以下常体)

結果

TN Key 最終617位 レート2000

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↑レンタルです。よければ使ってみてください。

コンセプト

砂始動役であるHDバンギラスとHBサンダーのコンビでサイクルしつつドリュウズを通すルートを作る

 

個体紹介

Despotar

バンギラス

特性:すなおこし
性格:しんちょう
持ち物:さらさらいわ
テラス:フェアリー
実数値:207(252)-154-130-103-156(172+)-92(84)
技:がんせきふうじ / はたきおとす / けたぐり / ステルスロック

調整意図

hd:ハバタクカミのムーンフォースほぼ2耐え

  ガチグマのブラッドムーン+だいちのちから+しんくうはで瀕死率6.46%

s:がんせきふうじ1回で準速ブリジュラス抜き

今期カバルドンを使用しなかった理由だがガチグマがきつい&初手カバがあまりに読まれることが理由だ。

カバルドンはステロと対面操作がメインの仕事だがバンギラスはガチグマ等目の前の相手にしっかり削りを入れられるのが強み。

タイプ上有利不利がはっきりしているため後述するサンダーと組ませることで強みを引き出せるようにした。

技構成はs操作兼タイプ一致技としてがんせきふうじ、残飯をはたいたりなんやかんや役立つはたきおとす、ガチグマやディンルー、パオジアン、ノーマルテラスカイリューに刺さるけたぐり、サイクルを有利にするステルスロックで完結した。

テラスがフェアリーテラスなのはせいなるつるぎを打ってくるパオジアンや悪ウーラオスに対抗するため。

 

Stalobor

ドリュウズ

特性:すなかき
性格:いじっぱり
持ち物:いのちのたま
テラス:ステラ
実数値:185-205(252+)-87(52)-63-85-134(204)
技:じしん / アイアンヘッド / みがわり / つるぎのまい

調整意図

a:特化

s:砂下で+1 110族抜き

b:先制技のダメージ意識であまり振り切り

 

前期使用したステラドリュウズを続投。

イダイトウやガチグマに居座れる草テラスと一生迷ったが最終的にはステラで落ち着いた。

ステラを採用した主な理由としてはみがわりがあることで剣舞パオジアンに抗えること、ステロの入っていない炎オーガポンをワンパンできることを評価したことだ。

順当に強かった砂エース。

Zapdos

サンダー(通常)

特性:せいでんき
性格:ずぶとい
持ち物:ゴツゴツメット
テラス:みず
実数値:195(236)-99-150(252+)-145-110-123(20)
技:ほうでん / ぼうふう / はねやすめ / ボルトチェンジ

調整意図

s:準速キノガッサ抜き

 

本構築の要でもあるHBサンダー。

採用理由としてはまず浮いていること、とんぼ返りをゴツメと静電気でおやつにできること、パングロ以外の水ウーラオスをカモれることなどが挙げられる。

また、バンギラスの課題であった持久力ブリジュラスもこのポケモンで受けることが可能。

技構成は麻痺ワンチャンも狙えるほうでん、命中不安だが地面タイプへの打点となるぼうふう、対面操作としてボルトチェンジ、回復技のはねやすめとした。

ガチグマがまあまあきつかったためかいでんぱの採用を考えたが最後までこの構成で一貫して使用した。

抜くとしたらボルトチェンジだと思う。

ぼうふう外しがあまりに弱いのだけ気になった。

テラスが水なのはつららおとしやすいりゅうれんだ意識。

静電気ばらまいたりぼうふう混乱の上振れもあり楽しいポケモンだった。

Ogerpon (Ofenmaske)

オーガポン(かまど)

特性:かたやぶり
性格:わんぱく
持ち物:かまどのめん
テラス:ほのお
実数値:187(252)-140-147(236+)-72-116-133(20)
技:ツタこんぼう / ウッドホーン / こうごうせい / がんせきふうじ

調整意図

hb:パオジアンの悪テラス鉢巻かみくだく確定耐え

s:準速カイリュー抜き

 

相手にウーラオスがいない場合にバンドリとセットで投げたりディンルーに強かったり裏選出する際にハバタクカミに強いアタッカーとして採用。

HBにここまで振ることでパオジアン対面テラスツタこんぼうが安定する。

こうごうせいを採用することでふいうち以外有効打のないパオジアンをおやつにしたり単純に耐久があるため回復技として機能する。

がんせきふうじは炎オーガポンミラーやカイリューに打つ技として採用した。

 

Latios

ラティオス

特性:ふゆう
性格:ひかえめ
持ち物:とつげきチョッキ
テラス:はがね
実数値:185(236)-99-101(4)-176(76+)-132(12)-153(180)
技:ラスターパージ / りゅうせいぐん / サイコノイズ / れいとうビーム

調整意図

s:準速イーユイ抜き

c:11n みがわりをしたテツノツツミを砂ダメ込みサイコノイズで確1

あまり耐久振り分け

 

テツノツツミ対策ができて水ウーラオスにも強いポケモンとして採用。

テツノツツミがドリュウズ対面みがわりで様子見してくるためそこに刺さるサイコノイズを採用した。

副産物としてグライオン入りの受けループに対して有利なサイクルを組むことができた。

終盤テツノツツミの遭遇率が極端に減ったため活躍の機会には恵まれなかった。

れいとうビームはランドに刺さる技として入れた。

グライオンをハメるために鋼テラス。

Krarmor

アーマーガア

特性:ミラーアーマー
性格:わんぱく
持ち物:おんみつマント
テラス:みず
実数値:205(252)-107-168(220+)-65-105-92(36)
技:アイアンヘッド / ちょうはつ / はねやすめ / ビルドアップ

調整意図

s:4振りチオンジェン抜き

 

キョジオーンチオンジェン対策枠としてこの枠は初めは隠密マントサーフゴーで運用していたのだがあまりにカイリューがきつかっため最終日怒りを込めて急遽採用した。

技構成は鉄壁キョジオーンやチオンジェンに勝てるように挑発、ハバタクカミやキョジオーンへ打点となるアイアンヘッド、積み技のビルドアップ、回復技のはねやすめとした。

テラスは水だがオーガポンに強くするためにドラゴンテラスとがでもよさげ。

レート2000チャレで見事に刺さり勝利をつかむことができた。

 

選出

・バンドリサンダー

6割くらいこの選出。ウーラオスがいたら基本出す。

相手にパオジアンがいる場合バンギラスを初手に置かないと対応が効かないので注意。

・バンドリオーガポン

ウーラオスがおらずこちらのほうが通りがいいと感じた場合に選出。

・バンドリラティ

テツノツツミ入りや天候パ、受けループ相手に出すことが多い。

・バンドリアーマーガア

キョジオーンやチオンジェン入り対する選出

・上記どれも無理そうな場合

きついポケモンが複数いて明らかに砂の通りが悪いと感じたときには裏の4体で対応することもあった。

 

重いポケモン

・電気テラスパンチグローブウーラオス

水テラスパンチグローブの場合はサンダーで水テラスすることで対応が効くのだがこちらはどうしようもない。

バンギラスを捨ててドリュウズアクアジェットを食らいながら対応した。

・岩オーガポン

炎オーガポンもサンダーもラティオスも弱いためかなり苦しい

バンギ→サンダー→ドリュウズの順で投げることでゴツメを入れて対応したが大分苦しい

・テラスを切ってくるディンルー

オーガポンやバンギラスのけたぐりで素直に削らせてもらえればよいがテラスを切られるとかなりぐちゃぐちゃにされる

・うちおとすランドロス

地震が一貫してしまうためきつい、サンダーで水テラスを切るしかない

雑感

まず、レート2000に到達できたことを大変嬉しく思う。

今期はシーズン中盤まで前期と全く同じカバドリを握っていたのだがなかなか勝ちきれず苦しんでいた。

カバドリを諦めバンギラスを使用したところウーラオスきついわブリジュラスきついわでもう無理だと思った。

そこでいつもお世話になっている砂の民ぼーれー氏から”サンダー強いよ”とアドバイスをもらい使ってみたところこれがめちゃめちゃ強かった。

おかげで5桁の沼から一気に抜け出すことができ無事レート2000を達成することができた。

本当の本当に今期はあまりにきつかったためサンダーに気づかせてくれたぼーれー氏には感謝してもしきれない。

レート2000からさらに舞うことも考えたが満身創痍の状態でとてもさらに潜るメンタルではなかったためそのまま撤退した。

とにかく目標に達成できたことは本当に良かった。

来期はバンドリサンダーを擦るかはたまた新たな軸を見つけ出すかもしれない。

以上になるがここまで読んでいただきありがとうございました。

何かあれば下記Xまで。

twitter.com

ステラみがわりドリュウズ

 

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◯はじめに

初めましての方は初めまして、砂の民Keyです。今回は私がs14で使用していたステラみがわりドリュウズを紹介していきたいと思います。

 

◯ステラみがわりドリュウズとは何か

ラスタルをステラタイプにして技にみがわりを持たせたドリュウズ

ステラ補正によりタイプ一致技が各タイプ1回だけ1.5倍→2倍になる。

これが非常に強力でドリュウズは複合タイプであるためメインウェポンであるアイアンヘッド地震がそれぞれ威力120→160 150→200となり大体元の1.333倍(正確には4/3倍)くらいの火力となる。

 

火力指数でいうとa205珠ステラ地震の指数が53300とこれはa200鉢巻ガブリアスげきりん54000に匹敵する火力である。また、7世代でいう地面zの火力指数が55350であり、これにも近い火力が出る。

具体的に主なダメージ計算を下記した。

 

〇主なダメージ計算

(ドリュウズのaは特化205で持ち物は命の珠であるものとする)

・ステラ地震

無振りウーラオス 96.5〜114.2%(乱数1発75%)

h252炎オーガポン 102.6〜122.4%(確定1発)

 

・+2ステラ地震

hb特化ブラッキー 111.8〜132.6%(確定1発)

hb特化カバルドン 100.4〜118.6%(確定1発)

hb特化輝石ポリゴン2 90.6〜106.7%(乱数1発43.7%)(ステロ込み確定1発)

h252b116わんぱくディンルー 87.4〜103%(乱数1発18.7%)(ステルスロック込乱数1発56.2%)

 

・ステラアイアンヘッド

h4振りカイリュー 83.8〜99.4%

h252カイリュー 70.7〜83.8%(ステロ込み乱数1発62.5%)

h4振りランドロス 88.4〜105.4%(乱数1発31.2%)

 

このように非常に高い火力を上から押し付けられるのが強みである。

 

次にステラを採用するもう一つの強みについてみていこう

 

〇ステラを採用するもう一つの強み

 

ステラドリュウズは火力が高いのは伝わったと思うが、もう一つの強みが技スぺを圧縮できることにある。

 

例えばこれが水や草テラスだと相手の弱点を突く技としてテラバーストがどうしても欲しくなる。

 

そこをステラはメインの2ウェポンだけで解決するため技スペースが一つ空くのである。

 

その空いたスペースに採用すると非常に強い技がみがわりである。

これがあまりに強かったためその強みを下に列挙する。

 

①テラス択の回避

一回みがわりを置くことで相手のテラスを様子見できる。

②状態異常技の回避

ジャローダのへびにらみやガオガエンのおにびを透かすことができた。

③ふいうちの回避

パオジアンや悪ウーラオスのふいうちを透かす。

④威力の低い技をみがわりが耐える

主にキョジオーンのしおづけやcダウンした流星群に対して打った。

⑤砂ダメージの蓄積

相手がドリュウズの圏内に入っているか怪しい時に打つ。砂ダメ一回分足りないことはあるあるなので重宝した。

⑥砂ターンをわざと枯らして砂を再展開する

砂ターンがもう少しで枯れてしまうかつ裏に砂始動役にいる場合に取る行動。

あまりこういった状況は少ないがたまに重宝する。

⑦ステラ透かし読みみがわり

ステラは一回きりのためそこを透かされると弱い。

例えば剣舞したドリュウズランドロスが対面して、相手の裏にブリジュラスがいた場合、相手はこちらのドリュウズの動きを様子見するためにブリジュラスに引いてくることがよくある。

そこでみがわりを打つと威嚇が効かない上に有利な対面が作れた。

 

このように枚挙にいとまがないほど用途があるので私はみがわりなしでは使えない体になってしまった。

 

〇高速エースとしての強み

みなさんあの技にお困りではないだろうか。

特に終盤流行るあの技、高速エースが1発で機能停止するあの技。

そう、電磁波である。

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その電磁波がドリュウズには効かない

大丈夫なことなのでもう一度言う。

ドリュウズには電磁波が効かない

テラスでタイプを変えることもないので絶対に効かない。

ついでにいうと砂始動役であるカバルドンも電磁波が効かない

この2体を主軸に置くだけで電磁波に怯えることは一生ない。

それだけでもエースとして採用する価値があるのではないだろうか?

 

〇育成論サンプル

Stalobor

ドリュウズ@いのちのたま

テラスタイプ:ステラ

性格:いじっぱり

特性:すなかき

技:じしん アイアンヘッド つるぎのまい みがわり

実数値:185-205(252)-87(52)-x-85-134(204)

s:砂下で+1 110族抜き 準速カイリュー+2

b:あまり

 珠ダメ1回+a200水ウーラオスの水テラスアクアジェット 83.8%〜100.5% 最高乱数切り耐え

  みがわり1回+a189パオジアンのふいうち 82.7〜97.8% 確定耐え

   みがわり1回+a200悪ウーラオスの悪テラスふいうち 87.7〜103.5% 乱数1発(18.7%)

 

準速ではなくbに努力値を少し割いている理由は先制技意識だ。

元々bが低いので52振るだけでめちゃめちゃ乱数が動く。

タイプ変更で先制技に耐性がつかない以上多少なりともダメージを押さえたかった。

sはスケイルショットでsを上げてくるカイリューがいる関係上最低でもここまでは抜いている必要があると思う。

ブエナカミにほとんど抜かれるのだがそもそも最近は最速カミばかりなので準速にしたところで意味がないと判断した。

陽気にするとブエナカミを抜けるが諸々のダメージ計算が破綻するのでおすすめはしない。

 

〇まとめ

まずステラの弱みである1回切りの部分の弱みをみがわりが解消してくれるという関係性が美しい。

体感で言うと7世代でいう地面zと鋼zを両方持ってるような使用感、それでいて打つタイミングをみがわりによって選べる。

バレたら弱いのではないかという部分もみがわりで択をずらせるため使い手によって無限の可能性を秘めている。

例えるなら宇宙船ドリュウズ号に乗っていて状況に応じてミサイルを打ち分けている感覚だった。

私はドリュウズという乗り物に乗っていてその司令官だ、これが気持ち良くない訳がない。

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明らかに強くて気持ちいいポケモンなのに知られていないのが悲しい。

今回記事を執筆したのもそれが理由だ。

人によって使えば使うほど味が出るポケモンなので是非その使用感を実感してみてほしい。

肝心のドリュウズ入りの構築の部分だが下にリンクを貼っておくので是非読んでいってほしい。

レンタルもあるのですぐにその使用感を実感可能だ。

いますぐ船(ドリュウズ)に乗れ!強さは私が保証する!

ここまでご覧頂きありがとうございました。

keykko.hatenablog.com

【s14最終99位レート2116】カバドリ@1【砂選出率95%】

はじめましての方ははじめまして、砂の民Keyです。

今期は砂パで最終順位二桁&レート2100を達成できたので構築記事を書くことにしました。

最後までご覧いただけると幸いです。

(以下常体)

 

結果 

TN Key 最終順位99位 レート2116

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TN minori 最高レート2100 最終宇宙

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↑レンタルです。よければ使ってみてください。

 

〇構築コンセプト

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・砂始動役で砂とステルスロックを展開し高火力高速のすなかきエースであるドリュウズで相手に大きな損害を与え@1のポケモンで詰める

・選出をカバドリ@1で必ず相手のあらゆる構築に対してある程度の回答が用意できるように組む、すなわち砂選出しかしない、裏選出を用意することなく安定して戦える

これを念頭に構築を組んだので次の項目で採用理由を含めて説明する。

 

〇パーティ紹介

 

Hippoterus

カバルドン@さらさらいわ

テラスタイプ:水

性格:わんぱく

特性:すなおこし

技:じじん あくび ステルスロック ふきとばし

実数値:215(252)-133(4)-165(92)-x-112(156)-68(4)


hb:11n 特化パンチグローブ水ウーラオスのすいりゅうれんだ最高乱数切り耐え

hd:特化眼鏡サーフゴーのゴールドラッシュ最高乱数切り耐え

s:ミラー意識のs振り

 

砂始動役としての採用。バンギラスではなくカバルドンを採用した理由としてはハバタクカミ、ランドロス、オーガポン、またウーラオスやオオニューラなどの格闘タイプ、ハッサム、中でも終盤爆増したブリジュラスに対応が効くことが挙げられる。

また、あくびが有象無象に通る技であるため非常に対応範囲が広いことを評価してカバルドンを選択した。

 

努力値振りに関してだが初手ノーマルテラス暁ガチグマのブラッドムーンや眼鏡ブリジュラスの流星群で乱数で落ちてしまうため絶対にdは伸ばしたほうが良いと感じた。

 

技構成は一致打点のじしん、あくび、ステルスロックまでは確定で最後の枠にパオジアン迅速処理のためにボディプレスを検討したがグライオンやキョジオーンに対して打つなど立ち回りの幅が広がるふきとばしを選択した。

テラスタイプ水の意図としては水ウーラオス、パオジアン、眼鏡イーユイのオーバーヒート意識。

 

Stalobor

ドリュウズ@いのちのたま

テラスタイプ:ステラ

性格:いじっぱり

特性:すなかき

技:じしん アイアンヘッド つるぎのまい みがわり

実数値:185-205(252)-87(52)-x-85-134(204)

 

a:特化 ステラじしんで無振りウーラオスが75%の乱数で落ちる

      ステルスロック込みHB特化ランドロスが+1ステラアイアンヘッドで50%で落ちる 

     ステルスロック込み+2ステラじしんでH振り程度のB補正ディンルーが乱数で落ちる

     ステルスロック込みステラアイアンヘッドでh振りカイリューが62.5%の乱数で落ちる

   

     

s:砂下で+1 110族抜き

b:先制技のダメージ意識であまり振り切り

 

DLCで追加された待望の砂エース。

シーズン初期は耐性変更のあるテラスタイプを使用していたが途中からステラの強みに気が付きその後一貫して使い続けた。

 

強みとしては

①対カイリュー性能(ステルスロック込みステラアイアンヘッドで大体落ちる)

②等倍以上であれば相手のテラスを無視して火力を出せること

③みがわりの技スペースが空くこと

 

などが挙げられる。特にみがわりが非常に強くてふいうちを透かせる、威力の下がった流星群を利用してみがわり残す、砂ターンが枯れそうな時に打って砂を再展開する、テラス択の回避、その他無限に用途があり使えば使うほど味が出る技だった。

 

これが例えば草テラスとかだとテラバーストの枠が欲しいためみがわりのスペースが空かない。

また、相手が草テラス等を警戒してくれることもありステラは非常に都合が良かった。

 

 

Latios

ラティオス@こだわり眼鏡

テラスタイプ:鋼

性格:おくびょう

特性:ふゆう

技:りゅうせいぐん ラスターパージ テラバースト トリック

実数値:155-x-100-182(252)-131(4)-178(252)

 

古来より砂との相性がいいラティオス

採用理由としては特殊アタッカーであること、水ウーラオスやオーガポン、ガチグマ等の使用率の高いポケモンに一方的に不利にならないこと、浮いていてタイプ上ドリュウズとの補完が完璧であることなどが挙げられる。

 

強化されたラスターパージが非常に強く、有利対面からこの技を打っているだけでサイクルが崩壊していくことも。

ただし相手に悪タイプが1体でもいると選出が厳しくなるなど難しい面もあった。

 

技構成は一致打点の流星群にラスターパージ、ハバタクカミなどにうつ鋼テラバースト、技をこだわらせるトリック。

トリックに関しては本当にほとんど打たなかったためシャドーボール等を採用しても良かったかもしれない。

 

Ogerpon (Brunnenmaske)

オーガポン(いど)@いどのめん

テラスタイプ:水

性格:わんぱく

特性:ちょすい

技:ツタこんぼう ウッドホーン じゃれつく 挑発

実数値:187(252)-140-147(236)-x-116-133(20)

 

s:準速カイリュー抜き

hb:できるだけ高く

 

相手のパーティに悪タイプがいる場合、主にディンルーやパオジアン、イーユイなどがいる場合に出せてかつ使用率の高いポケモンに対して後れを取らなくて地面耐性のあるポケモンとして採用した。

 

このポケモンに気づいたのはかなり終盤で迷ったらこのポケモンを選出するくらい重宝していた。

HBで使った理由はとにかく対応範囲を広げたかったから。パオジアンやウーラとの殴り合いに強くなるだけでなくイダイトウのおはかまいりを耐えたりするのでびっくりするくらい殴り合いに強かった。

 

テラスを切れば特殊方面も固くなるので要塞と化す。

技構成は一致打点の二つに、カイリュー、悪ウーラオス、トドロクツキなどにささるじゃれつく、ドヒドイデの動きを止めたりカイリューりゅうのまいを止める挑発。

 

Eisenbündel

テツノツツミ@ブーストエナジー

テラスタイプ:水

性格:おくびょう

特性:クオークチャージ

技:ハイドロポンプ フリーズドライ みがわり アンコール

実数値:131-x-134-176(252)-81(4)-206(252)

 

普通のテンプレのテツノツツミ。水ポンと役割は似ているが水ポンで殴り合うより上から殴るテツノツツミの通りが良いと感じたときに選出する用に採用した。

 

砂+ブーストエナジーの選出がパワーが出ると考え採用したが役割自体はやや不明確なのでここの枠は諸説ある。

パオジアン対策にこの枠をアローラキュウコンにすることが3戦だけあったがあまりに弱かったため即戻した。

 

水テラスにした主な理由としてはパオジアンをワンパンできることと単純に火力増強が望めるため。

 

Monetigo

サーフゴー@隠密マント

テラスタイプ:ドラゴン

性格:ずぶとい

特性:おうごんのからだ

技:ゴールドラッシュ シャドーボール わるだくみ じこさいせい

実数値:191(228)-x-144(124)-153-111-124(156)

 

h:16n-1

s:準速キノガッサ抜き抜き

b:あまり

 

ここまでできついチオンジェン、キョジオーン、ブラッキーエルフーンジャローダキノガッサ、アーマーガアなどをまとめてみるポケモンとして採用。

対策の集約ポケモンで役割がピンポイントであるため選出機会に恵まれなかったがこのポケモンがいないとさすが困るため採用を継続した。

 

HBで採用した理由としては主にパオジアン、ウーラオス、オーガポン、ランドロスなどの物理ポケモンとのマッチアップを意識したから。

ここまでsを振ることで中速帯の多くを抜けるため活きる場面が多かった。

 

テラスタイプがドラゴンなのはオーガポン意識だがこれが悪さして負けた試合もあったので諸説。

 

〇選出と使用上の注意点

メインロムサブロム含めての直近64戦のデータ

f:id:Keykko:20240202073913p:image

砂選出率は95%あり、これは今までの砂パでは考えられない数値である。

よっぽどのことがない限りカバルドンが初手だった。

 

基本的にだがカバドリ@1で選出するのでその体で説明する

 

・相手に悪タイプがいない場合

@1にラティオスをチョイスすることが多い、周りに水ポケモンがいて悪ウーラオスの可能性があると感じた時や明らかに通りのいいポケモンがいれば他のポケモンを選択することもあったが基本出せるならラティオス。サーフゴーやハッサムなど鋼タイプがいてもサイクルでどうにかなるため積極的に選出した。

 

・相手に悪タイプがいる場合

@1にテツノツツミor水オーガポンの選出をする。

どっちを出すかは結構体感で決めてる部分が多く説明が難しいがウーラオス+ランドロスなどテツノツツミの一貫がありそうなパーティには積極的に選出した。ガチグマなどテツノツツミが対面で負ける相手には選出を控えて水オーガポンを選出したように思う。

 

・相手にチオンジェン、キョジオーン、ブラッキーエルフーンジャローダキノガッサ等がいる場合

@1にサーフゴーをチョイス。

サーフゴーは長居することが多いため安易にカバルドンを切らないように注意が必要だ。

 

・上記のどれもダメそうな場合

相手にテツノツツミやアーマーガアなどドリュウズで突破が難しいポケモンがいる場合、砂選出を控えることもあった。

その場合裏の4体から3匹をケースバイケースで決めるが基本的に想定していないため勝率は芳しくない。

 

・使用上の注意点

ドリュウズを通す上で大事な点としてはとにかく目の前の相手に死に出しドリュウズ

マウントをとれる状態を作ること。

あくびで対面操作しながらその状況を生み出す。

ステルスロックを撒くタイミングが重要でカイリューや炎オーガポン等にしっかりステルスロックが刺さるタイミングで撒く。

時にはいきなりステルスロックを撒いてカバルドンを切ることもあった。

 

〇きついポケモンとその対応

本構築で一番きついポケモンはテツノツツミである。

チオンジェンやキョジオーンはカバドリサーフゴーで対応が効くのだがテツノツツミの場合そうはいかない。

ドリュウズ剣舞やみがわりをしたターンにテツノツツミを後投げされると苦しかったり、眼鏡で初手に来られてもきつい。

 

テツノツツミを安定して受けれてかつ、使用率の高いポケモンとやりあえるポケモンを探したがいなかった。

そのためテツノツツミがいる場合砂選出自体しないほうが良くカバドリ@1が主軸である本構築では明確な対策を諦めた部分もある。

 

対策をしなかった理由としてまずそもそもテツノツツミの数自体が少なかったことが大きい。

事実64戦中3戦しか相手の構築に入っていなかった。

もしいた場合はかなり選出としては弱いがツツミミラーで同速勝負をしかけたり、テラスを切ればラティオスと水オーガポンが対面から勝てるのそれで対応した。

 

次にきついポケモンはパオジアンでありこのポケモンに関してはアローラキュウコンなどの対策を入れると選出が弱くなるため明確な対策を切った。

つららひるみや鉢巻パオジアンでカバルドンが何もできずに処理されると美味しくないがドリュウズがなんとかしてくれると思って割り切って立ち回った。

ここを解決するには初手にパオジアンに強いポケモンを採用すべきだったように思うが最後まで良いポケモンが思いつかずそのまま使用した。

 

〇雑感

まずSV初の最終二桁&レート2100を達成できたことはシーズン開始前からドリュウズを考察していたこともあり大変うれしく思う。

ドリュウズが強いことはシーズン開始前から思っていたのだが、シーズンが始まってからオフの結果でドリュウズ入りが予選抜けが一人もおらず思った以上に世間の評価が低く驚いた。

 

ただそれはドリュウズを使用する側としては都合がよくミラーが発生したり対策されると苦しかったのでそういう環境にならなかったことが追い風だったように思う。

特に序盤はそこそこいたテツノツツミや水オーガポンが終盤全くと言っていいほどおらずそこも大きかった。

ここまで都合の良い状況が揃ったことが私が今期非常にスムーズ勝てた要因にあると思う。

 

正直ここまで通りの良い砂は初めてで使っててこんなに砂選出できていいのかと疑問に思うほどであった。

最終日の深夜にもっと潜れればさらに上を目指せたが疲れもありサブロム負けが込み始めたこともありレートを保存し確実に爪痕を残すことを優先した。

 

構築を組むにあたって活用していたのがバトメモというアプリで対戦履歴が残せるので相手の構築データから俯瞰的にこのポケモンが必要な要素満たしていると気づくことができた。水オーガポンに気づけたのもこのアプリのおかげといっても過言ではない。

 

〇最後に

ここまでご覧いただきありがとうございます。

何か質問がございましたら下記Twitterまで連絡を頂けると嬉しいです。

twitter.com

〇Special Thanks

幾度も相談に乗っていただいた砂の民の方々

テツノツツミに気づかせてくれたティオぽけ氏

感謝の至りである。

【S10最終255位レート2007】バンガブゴリラポン

はじめましての方ははじめまして、砂の民Keyです。

今期も砂パでレート2000を達成することができたので構築記事を書くことにしました。

最後までご覧いただけると幸いです。

(以下常体)

 

結果

TN Key 最終順位255位 レート2007

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↑レンタルです。良ければ使ってみてください

 

構築経緯

Pokémon-Icon 445.png前期私が使用したすながくれガブリアスDLCにてスケイルショットを習得したので強いんじゃないかということで砂エースとして続投することに決定。

 

Pokémon-Icon 248.pngまた、砂始動役であるバンギラスがはたきおとすという非常に強力な技を習得したため砂始動役もバンギラスで決定。

バンギラスで砂を展開し特性すながくれを起動したガブリアスを存分に活かす戦術がコンセプトである。

次に考えるのがバンギラスガブリアスともう一体だれを選出するかだ。

 

Pokémon-Icon 812.pngそこで白羽の矢が立ったのがゴリランダーである。

グラスフィールドバンギラスの相性がよくバンギラスの弱点である地面技を半減してくれるのがよい。

またゴリランダーが苦手なイーユイなどの炎タイプにはバンギラスが強いためこの二体でサイクルを回すことができる。

さらにDLCでグラススライダー習得で先制技のスイープ性能が高いことを評価して採用に至った。

 

バンギラスガブリアスゴリランダーだときついのが炎オーガポンやハッサムだ。

Pokémon-Icon 130.pngこれらにはゴリランダーを出すことは難しいためオプションとしてギャラドスを採用することにした。

威嚇込みでオーガポンを受けることができるしバンギラスの苦手なウーラオスにも強い。

タイプが優秀で幅広い範囲をみることができるため補完枠としてピッタリだ。

 

以上4体でバンギラスガブリアス+ゴリランダーorギャラドスという選出が基本となる。

 

上記の選出ができないパターンとして相手にアーマーガア、チオンジェン、ヘイラッシャ等のガブリアスが通らない受けポケモンがいるパターンがある。

Pokémon-Icon 1017b KAPU.pngそこで採用したのが炎オーガポンだ。

受け破壊兵器としてこれ以上ないスペックを持っているため裏選出ではこのポケモンがキーマンとなる。

Pokémon-Icon 987.png最後の一匹はまずここまでで特殊アタッカーが0体であること、壁展開やフワライドバトンに無力であるため挑発ハバタクカミを採用して構築が完成した。

 

 

 

個体紹介

Despotar

バンギラス

特性:すなおこし
性格:わんぱく
持ち物:さらさらいわ
テラス:ひこう
実数値:205(236)-154-176(236+)-103-120-86(36)
技:がんせきふうじ / はたきおとす / ステルスロック / けたぐり

調整意図

HB…ようきパオジアンのせいなるつるぎ87.5%耐え

  いじっぱりパオジアンのせいなるつるぎ31.3%耐え

  無振りディンルーのじしん確定2耐え

  いじっぱりカイリューのじしん93.8%2耐え

 

ゴリゴリに物理耐久に振ったHBバンギラス

ここまで耐久に振ることでパオジアンに対面勝つことができたり、ディンルーに対しても大きく仕事することができる。

 

技構成はタイプ一致打点として素早さダウンが優秀ながんせきふうじ、非常に強力な新規技であるはたきおとす、ディンルーやキョジオーン、ノマテラカイリューへの打点となるけたぐり、サイクルを有利に進めたりガブリアスを通す上での補助となるステルスロックを選択した。

 

テラスは格闘技や地面技を半減以下にできる飛行を採用、たまーにテラスを切った。

 

HBであることは悟られずらく相手の予想外の耐久を見せてくれた。

 

 

Knakrack

ガブリアス

特性:すながくれ
性格:ようき
持ち物:いかさまダイス
テラス:はがね
実数値:183-182(252)-116(4)-90-105-169(252+)
技:じしん / スケイルショット / みがわり / つるぎのまい

 

本構築のエースであるすながくれガブリアス

前期使用したときはひかりのこなを持たせていたが非常に強力なスケイルショットを習得したため威力を安定させるいかさまダイスを持たせた。

その影響でひかりのこな持ちと比べて明らかに避ける回数は減ったがスケイルショットはそれにあまりある強さだった。

技構成はタイプ一致打点のじしん、スケイルショット、抜き性能を高めるつるぎのまい、ふいうちやしおづけを防いだり何かと役立つみがわりで完結している。

みがわりの枠はアイアンヘッドも欲しい場面はあったためありだと思う。

今まで鋼テラスを切った後にスカーフイーユイやウーラオスに勝てなかったがスケイルショットでそれを克服したガブリアスは本当に強かった。

 

 

Gortrom

ゴリランダー

特性:グラスメイカ
性格:いじっぱり
持ち物:こだわりハチマキ
テラス:くさ
実数値:197(172)-194(252+)-111(4)-72-91(4)-115(76)
技:グラススライダー / ウッドハンマー / 10まんばりき / とんぼがえり

調整意図

S…遅めのカイリューやサーフゴーを抜けるライン

HBD…H奇数、残り振り分け

 

超火力の出る鉢巻ゴリランダー。

草テラスを切るとウッドハンマーでHBドヒドイデが落ちるし、グラススライダーで耐久振りハバタクカミや無振りパオジアンが落ちたりする。

キノガッサに対して下からとんぼ返りを打ちたかったためSラインはそれほど振っていないがその場面は一度もなかったためS振り切りもありだと思う。

技構成は先制技のグラススライダー、超火力のウッドハンマー、鋼タイプへの打点となる10万ばりき、対面操作ができ草タイプへの打点となるとんぼ返りを選択した。

 

Ogerpon (Ofenmaske)

オーガポン(かまど)

特性:かたやぶり
性格:ようき
持ち物:かまどのめん
テラス:ほのお
実数値:155-172(252)-105(4)-72-116-178(252+)
技:ツタこんぼう / ウッドホーン / じゃれつく / でんこうせっか

普通のASオーガポン。

技構成は超火力のツタこんぼう、命中安定で体力吸収の強いウッドホーンガブリアスカイリューへの打点となるじゃれつく、先制技の電光石火を選択した。

つるぎのまいも欲しかったのでじゃれつくか石化を抜くのも視野。

バンギラスガブリアスできつい相手にめっぽう強いためだいぶ活躍した。

安易に初手に出すとうまく対応されてしまうことが多かったため後発で出すことが多かった。

岩オーガポンに支配されたと思いきやめっちゃ強かった。

 

Flatterhaar

ハバタクカミ

特性:こだいかっせい
性格:おくびょう
持ち物:ブーストエナジー
テラス:みず
実数値:131(4)-54-89(108)-173(140)-156(4)-205(252+)
技:ムーンフォース / シャドーボール / めいそう / ちょうはつ

調整意図

HB…いじっぱりパオジアンのふいうち93.8%耐え

S…ミラー意識で最速

C…あまり

 

耐久を最低限に振って火力や素早さに割いた型。

技構成はタイプ一致打点のムーンフォースシャドーボール、崩しのめいそう、壁やフワライド展開を止める挑発を選択した。

終盤に増えた鉄壁ボディプレスキョジオーンに勝つために努力値をみがわりがしおづけ確定耐えまで振ってみがわりを採用するのもありだったと思う。

その場合は技を何を抜くのかが大変悩ましい。

テラスは鋼を半減にする水を選択した。

 

Garados

ギャラドス

特性:いかく
性格:わんぱく
持ち物:ゴツゴツメット
テラス:じめん
実数値:199(228)-145-133(172+)-72-120-115(108)
技:たきのぼり / じしん / でんじは / こおりのキバ

調整意図

S…でんじは込みで準速スカーフイーユイ抜き

HB…Bが11n以上になりつつかつHがなるべく高く奇数になるライン

 

バンギラスガブリアスゴリランダーの補完枠に入ってきたHBギャラドス

タイプと特性が非常に偉くて腐ることがほぼない。

有利対面を作った後のでんじはが強くて自身の突破だけでなく裏へのサポートにもなる。

技構成はタイプ一致打点たきのぼり、水や鋼への打点となるじしん、最強技のでんじは、カイリューガブリアスへの打点となるこおりのキバを選択した。

挑発はなくて困る場面もあったがどの技も欠かせない。

テラスは電気技を透かせるのと地震の火力を上げる地面テラス。

でんじはを外すことが一度もなく安定した戦いぶりを見せてくれた。

 

 

 

選出

バンギラスガブリアス+ゴリランダーorギャラドス(たまーにハバタクカミ)

基本選出。初手に出すポケモンは要検討。ギャラドス初手はあまりなかった。

 

バンギラスガブリアス以外の4匹から3匹

裏選出。バンギラスガブリアスを単品で出すことはなく、オーガポンを初手に出すことも少なかった。

 

本構築の弱点

・鉄壁ボディプレスキョジオーンがムリ

キョジオーンはガブリアスのみがわりで対策していたためボディプレス持ちには全く歯が立たない。

終盤に増えていたためハバタクカミにみがわりを採用するべきだったかもしれない。

 

・どくびし展開に弱い

見ての通り浮いているポケモンギャラドスしかいないため一度展開されると苦しい。

ドヒドイデやキラフロルはそもそも数が少ないため対策を切っていた部分はある。

 

雑感

まず、無事にレート2000を達成することができたことを大変喜ばしく思う。

DLCで追加されたポケモンが一部使用可能ということや技マシンの追加がありシーズン中盤に大きな環境変化があったため実質今期は半分の期間で構築の練度を上げていかなければならなかった。

DLCが来てから正直あまりモチベがなく取り戻すのに時間がかかった。

構築が完成したのは最終日に日付が変わった最中でそれまではカイリューサフゴなどを裏選出に採用していて炎オーガポンにたどり着くのに時間がかかった。

本来であれば睡眠を一度とり朝に潜るところを時間があまりになかったため徹夜で潜ることになった。

5時くらいまで4桁で今期は無理だと思ったがそこから破竹の連勝で2000に到達することができた。

本当の本当に辛いシーズンで2000到達していなかったらしばらく立ち直れていなかったかもしれない。

最後までバンガブゴリラを信じてよかった。

来期は碧の仮面環境ですなかきポケモンとしてサンドパンが追加されるが種族値があまりに低いため使うかは微妙。

砂パと噛み合う新たなポケモンを見つけてまた頑張りたいと思う。

ここまで読んできただき感謝である。

何かあれば下記Twitterまで。

twitter.com

【S9最終243位レート2013】ずっと俺のターン!砂ガブ

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〇はじめに

はじめましての方ははじめまして、砂の民Keyです。

今期も砂パでレート2000を達成することができたので構築記事を書くことにしました。

最後までご覧いただけると幸いです。

(以下常体)

 

 

結果

TN Key 最終順位243位 レート2013

TN minori 最終順位854位レート1920

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↑レンタルです、よければ使ってください

 

〇構築経緯

前期使用したハカドッグが軸のパーティはネタがなく別のポケモンを使いたいと思い、最初に思い付いたのがS1で使用していたすながくれガブリアスだったので使用することに決めた。

 

すながくれとは天候がすなあらしの時に受ける技の命中率が0.8倍になるというものであるがこれにより運が絡んでくるが無償ターンが得られる可能性が出てくる。

 

カードゲームでいうならば相手のターンを飛ばすようなものであり凶悪である。

ただ命中率0.8倍じゃ物足りないと思う人もいるだろう。

そこで今回投入するアイテムが"ひかりのこな"である。

これにより命中率がさらに0.9倍され、0.8×0.9=0.72倍となる。

命中率が72%、それはマグマストーム以下と考えると結構外れる。

 

ちなみに2連続で技を当てる確率は実に51.84%であり、コイントスの裏表で決まるような確率となる。

これにガブリアスの美しい種族値が加わり鬼に金棒といった構図の出来上がりだ。

ガブリアスはマッハポケモンなのだからヒョイヒョイ避ける姿は想像に難くないだろう。

長くなったがこのいわゆる"砂ガブ"を軸に構築を組むことにした。

 

・砂始動役

次に決めたいのがすなおこし要員だ。

要員にはカバルドンバンギラスの2通りがある。(サダイジャ?知らないなあ)

 

カバルドンの特徴としては①弱点が少なく、初手に置きやすい②あくびやふきとばしで対面操作ができる③技構成4つが安定してあれが欲しいこれが欲しかったが起きない④みがわりや挑発に弱い

 

バンギラスの特徴としては①特殊方面が固く、強い相手にはめっぽう強い②遂行速度が早く倒れるのも早いため砂ターンを後続により残しやすい③弱点が多く、初手に置きづらい④技スペースが足りずあれが欲しいこれが欲しかったが起きる

 

シーズン最序盤はカバルドンを使っていて思ったのが"パオジアンだるい"、だった。一発は耐えるもののひるみがあるので無償で突破されてしまう可能性がある。

 

そこで後投げからパオジアンを縛れるポケモンがいないか探した結果眼鏡テツノツツミにいきついた。砂ダメ+ハイドロポンプで突破することができる。が、ハイドロポンプは外すためやめることにしたのがシーズン初期。

 

次に使用したのがバンギラス。初手には置きづらいため水ロトムとセットして使っていた。初手ロトムで状態異常をばらまき、バンギで暴れ、ガブリアスで詰めるといった使い方をしていたのだが、思ったのが"ウーラオスきつい"だった。

 

結局バンギウーラ対面ができた瞬間ビルド剣舞積み放題の状況ができてしまう。それが怖くてウーラオスいるだけで出すのを渋ってたので使うのをやめてしまった。

 

そして本当にシーズン最終盤、カバルドンに戻ってきた。

もうツツミのドロポン外しは割り切ることにした。

ということで砂始動役は最終的にカバルドンを選択。

 

・相方

カバルドン+ガブリアスと一緒に出すポケモンを考える。

前述にもあったがパオジアンがきついため切り返すことができる眼鏡テツノツツミを採用。

水+フリーズドライの技範囲が偉く、素早さも速いため腐りづらい。

物理のガブリアス、特殊のテツノツツミ、この二本槍が強いため基本選出に。

 

・取り巻き

次に基本選出できつい相手のテツノツツミ対策として襷ドラパルトを採用した。

流行りの眼鏡ツツミを上からりゅうせいぐんで飛ばすことができる。

ブーストエナジー持ちだとしてもでんじは+たたりめで飛ばすことが可能。

普通に初手性能が高く汎用性も高い。

 

ここまでできついキノガッサ対策兼、受けループ対策としてスカーフトリックサーフゴーの採用。

また、地面の一貫、どくびしの一貫があるため浮いてるポケモンとしてパワーのある鉢巻カイリューを採用してパーティが完成した。

 

〇個体紹介

 

Hippoterus

カバルドン@さらさらいわ

テラスタイプ:鋼

性格:わんぱく

特性:すなおこし

技:じしん あくび ステルスロック ふきとばし

実数値:213(236)-133(4)-155(20)-x-120(220)-71(28)

hb:パンチグローブa200水ウーラオスのすいりゅうれんだ94.02%耐え

hd:c176テツノツツミのハイドロポンプ93.75%耐え

s:無振り50族抜き

 

物理、特殊方面に最低限の耐久を確保しつつ素早さにも欲張った調整を施した。

ここまでsを振ったもののディンルーには半数以上抜かれてたので一体世間のディンルーがどこまでsを振っているのか知りたい。

 

技構成は安心安全の4つ。

テラスが鋼なのは氷技やフェアリー技の耐性を持ちつつ砂ダメージを受けないことから鋼を選んだがテラスはほとんど切らなかったので正直草とかでもいい。

 

炎の渦カイリューやみがわり挑発にはめられることはあるがそれを差し引いても強い安定したポケモンでした。

 

サーフゴーが水テラスや飛行テラスを切ってくるケースもあるがそこにテツノツツミが刺さるため相性が良い。

 

Knakrack

ガブリアス@ひかりのこな

テラスタイプ:鋼

性格:ようき

特性:すながくれ

技:じしん アイアンヘッド つるぎのまい みがわり

実数値183-182(252)-116(4)-x-105-169(252)

 

技構成はメインウェポンであるじしんに鋼テラスと相性がよくひるみワンチャンも狙えるアイアンヘッド、リーチを伸ばすつるぎのまい、すながくれと相性が良く状態異常を拒否できるみがわりで完結している。

 

鋼テラスを選択した理由としてはガブリアスより素早さの速いハバタクカミ、テツノツツミ、パオジアンに対して防御面でも攻撃面でも強くなれることが大きい。

他のテラスの候補としてはじしんと合わせて技範囲の広い電気、氷も面白いと思う。

 

ひかりのこなは砂が枯れたとしても単品で避けてくれることもありどんな状況でも捲る可能性を秘めているのでやべー持ち物だと思う。

 

ちなみにアイアンヘッドのひるみと合わせると相手の技命中率は50.4%でありコイントス感覚で打てるのが楽しい。

 

ずっと俺のターン!!

 

Eisenbündel

テツノツツミ@こだわり眼鏡

テラスタイプ:水

性格:おくびょう

特性:クオークチャージ

技:ハイドロポンプ フリーズドライ れいとうビーム アンコール

実数値:131-x-135(4)-176(252)-80-206(252)

 

普通のcs眼鏡ツツミだがアンコールを仕込んである。

理由としてはカバルドンパオジアン対面ができたときにこちらがテツノツツミに引く動きをするのだがその際つるぎのまいを積まれることがある。

 

そうすると次のふいうちで落ちてしまう。

その対策としてアンコールを眼鏡だが採用した、がほとんど打つ機会がなかったのでふいうちはフェアリーテラステラバーストとかでケアしたほうが良かったかもしれない。

 

水テラスハイドロポンプは信じられないくらい火力が出て当てさえすれば強かった。

使ってて思うのが本当に命中安定の水打点が欲しいこと。

 

DLCの教え技等でねっとうを覚えればだいぶ安定感が増すと思う。

最終日一瞬だけブーストエナジーを持たせた型を使ったが火力不足で即やめた。

 

 

Katapuldra

ドラパルト@きあいのタスキ

テラスタイプ:ノーマル

性格:おくびょう

特性:すりぬけ

技:りゅうせいぐん たたりめ でんじは おにび

実数値:163-x-96(4)-152(252)-95-213(252)

 

前期わりとはやっていた襷ドラパルト。

技構成は瞬間火力のでるりゅうせいぐん、状態異常込みで火力のでるたたりめ、状態異常技のでんじは、たたりめを選択した。

 

ノーマルテラスなのはゴースト技意識だが鋼のほうがよさげ、ほとんどテラスは切らなかった。

特性すりぬけなのを忘れられてるのか結構テツノツツミやハバタクカミがみがわり打ってきて爆アドをとれた。

面倒な壁構築対策になるのも偉い。

 

Monetigo

サーフゴー@こだわりスカーフ

テラスタイプ:鋼

性格:おくびょう

特性:おうごんのからだ

技:ゴールドラッシュ シャドーボール わるだくみ トリック

実数値:163(4)-x-115-185(252)-111-149(252)

 

いたって普通のスカーフサーフゴー。

トリックとわるだくみを両立していることにより受けの崩しを狙える。

うまい相手はトリックも警戒してくるので後述のカイリューと合わせると崩しが盤石になる。

テラスタイプが鋼なのはゴーストの弱点を消せるだけでなく火力UPも見込めるから。

 

 

Dragoran

カイリュー@こだわり鉢巻

テラスタイプ:ひこう

性格:いじっぱり

特性:マルチスケイル

技:テラバースト げきりん じしん しんそく

実数値:167(4)-204(252)-115-x-120-132(252)

 

裏選出時のエースとなる破壊ポケモン

扱いが非常に簡単で腐ることも少ない。

受けループを崩すことも可能。

ひこうの一貫のあるパーティには積極的に出した。

 

〇選出

カバルドンガブリアス+テツノツツミ

基本選出、選出の半分以上はこれだと思う。カバルドンで場を整え、ガブリアステツノツツミの二本槍で勝利を狙う。

 

・ドラパルト+カバルドンガブリアス

テツノツツミが相手にいる場合の選出。ドラパルトの状態異常とあくびは相性が悪いので注意。

 

カバルドンガブリアス+サーフゴー

相手にキノガッサがいる場合の選出。カバルドンキノガッサ対面ができたらサーフゴーに引いて砂で襷を削ってゴールドラッシュで落とすことが可能。

 

・カバガブ以外の4体から3体

裏選出。ヘイラッシャやアーマーガアなどガブリアスだと辛い相手に出す。

カバガブを単品選出することは一度もなかった。

 

カバルドン+サーフゴー+カイリュー

対受けループへの選出。カバルドンでステロまいてサフゴカイリューで崩していく。

 

〇構築の弱点

 

・スカーフ持ちに弱い

ガブリアスはそこそこsの速いポケモンだがそれより速い相手はどちらかというと苦手だ。

もともとガブよりsの速いポケモンとしてハバタクカミ、パオジアン、テツノツツミが挙げられるがこれらのポケモンには鋼テラスで対応できる。

しかしスカーフ持ちで多いイーユイ、ウーラオスランドロスには鋼テラスを切ってしまうと弱点を上からつかれてしまう。

また相方である眼鏡ツツミもスカーフ持ちに弱いことが一貫してしまっている。

その対策にはカムラのみをガブリアスに持たせることだがそれを持たせると本構築のコンセプトである回避力を落としてしまう。

もちろんすながくれ単品でも避けることは避けるのだがひかりのこなの魔力にハマってしまった自分は後戻りができなかった。

最終的にはスカーフ持ちは避ければいいという暴論にいたってしまったが普通に技が当たってイージーとられることがしばしば。

これだけは最後まで解決ができず終わってしまった。

 

〇雑感

まず、レート2000を達成することができたのはたいへん嬉しく思っている。

今期も最終日に2000を達成してその後はさらに上を目指して潜るか悩んだ。

が、潜った。前期はその選択をして溶かしたけど今回はそうはいかんぞと意気込んで潜った。

その結果最終的にレート2013に落ち着いた。

上振れはしなかったものの最終日しっかり戦った上で大きく溶かさず維持できたのは今期の収穫だった。

正直もっと上を目指したかったが実力不足なのと構築の完成度不足だった。

今回の構築にたどり着くのはほんとに最終盤で9/25以降に組んだと思う。

それまではバンギラスガブリアスでずっと回してたのだが大きな問題が解決しなかったものでカバルドンならいけると気づくのが遅かった。

でも、砂ガブを使っていてなによりとても楽しかったのでまた使いたいなと思っている。

来期はDLCが来るし2期連続でポケモンやったので少し休みたいという気持ちもあるが中乱数でやるかもしれない。

最後に一言だけ、、

 

 

 

 

ドリュウズ来い!!!

 

 

【S8最高レート2038最終宇宙】砂+トリル

〇はじめに

はじめましての方ははじめまして、砂の民Keyです。

今期は砂パでレート2000を達成することができたので構築記事を書くことにしました。

最後までご覧いただけると嬉しいです。

 

結果

TN Key 最高レート2038 最終レート1892

TN  minori 最終レート1928

f:id:Keykko:20230801165430p:image

〇構築経緯

過去に使用していた砂エースとして強力な珠ハカドッグからスタート。

特性すなかきを発動させるのに必要な砂始動役としてバンギラスを採用。

バンギドッグを展開する前に初手要員として非常に対応力の高くステロも撒ける襷コノヨザル。

コノヨザル+バンギドッグを軸にした。

(当初は初手要員でパーモット、ウーラオス、ドラパルト、キノガッサなどを試していたのだがどれも穴が出て軸としては難しかったためコノヨザルでステロを撒き、バンギラスを完全にアタッカーとすることにした。)

バンギドッグできついヘイラッシャ等の受けゴマに対して非常に圧力のかけられるガチグマ。

そしてガチグマを通すのに必要なトリックルームを展開をできるミミッキュ

ここまでできついハッサムやアーマーガアに強くかつ、特殊のトリルアタッカーにもなれるラウドボーンを採用しパーティが完成した。

 

〇個体紹介

Despotar

バンギラス@さらさらいわ

テラスタイプ:フェアリー

性格:いじっぱり

特性:すなおこし

技:がんせきふうじ かみくだく けたぐり テラバースト

実数値:175-204(252)-131(4)-x-120-113(252)

s:最速ガチグマ抜き、がんせきふうじ一回で最速ガブリアス抜き

 

ASアタッカーのバンギラス

フェアリーテラバーストを採用することによりウーラオスやパオジアン等の格闘技持ちの出し負けを防ぐことができる。

攻撃性能が非常に優れこいつだけで制圧することも。

 

 

Friedwuff

ハカドッグ@いのちのたま

テラスタイプ:格闘

性格:いじっぱり

特性:すなかき

技:おはかまいり テラバースト かげうち おにび

実数値:149(12)-168(252)-123(20)-x-118(4)-116(220)

h:10n-1 いのちのたまダメ最大効率

s:すなかき込み準速スカーフガブリアス抜き

 

本構築の主砲。

おはかまいりの効かない悪、ノーマルタイプには格闘テラバーストをうつ。

おにびを採用することでおはかまいりで落としきれなさそうな厚底カイリューやウーラオスに対して強くなれた。

ハバタクカミ対面、格闘テラスは読まれるため全対面テラスなしで突っ張っていたが全員ムーンフォースを打ってきた。

 

 

Epitaff

コノヨザル@きあいのたすき

テラスタイプ:毒

性格:ようき

特性:まけんき

技:ふんどのこぶし がんせきふうじ いのちがけ ステルスロック

実数値:217(252)-135-115(116)-x-110-140(140)

s:準速セグレイブ抜き、がんせきふうじ一回で最速テツノツツミ抜き

hぶっぱ残りb

初手性能最強のポケモン

現環境で初手が安定するポケモンはこいつしかいないじゃないかと思うくらい初手に出していた。

基本的にsが上取られてそうな相手にはがんせきふうじからステロ撒いたり殴ったりする。

こいつのがんせきふうじから裏につなぐ動きも強力だった。

テラスタイプが毒なのは対ミミッキュやテツノブジン用に切ることがあるため。

 

 

Mimigma (Verkleidete Form)

ミミッキュ@せいれいプレート

テラスタイプ:水

性格:いじっぱり

特性:ばけのかわ

技:じゃれつく かげうち のろい トリックルーム

実数値:139(68)-156(252)-123(180)-x-126(4)-117(4)

hb:意地鉢巻水ウーラオスのすいりゅうれんだを最高乱数切り耐え

  皮剥げ後 意地ウーラオスのすいりゅうれんだ、あんこくきょうだを最高乱数切り耐え

  皮剥げ後 意地パオジアンのつららおとし確定耐え

 

自慢の調整のABミミッキュ

物理方面にここまで振ることで安心してトリルを張ることができた。

せいれいプレートなのは打つ回数の多いじゃれつくの打点を上げるため。

珠ダメがないのに火力を上げれるこの持ち物は非常に強力だった。

水テラスなのはまず読まれないのと相手の鋼技や水技を受けるのに非常に役立った。

水テラスを切ると呪いが鈍いになるのを何回もやらかしたので注意。

 

 

Ursaluna

ガチグマ@かえんだま

テラスタイプ:ノーマル

性格:いじっぱり

特性:こんじょう

技:からげんき じしん かみくだく ビルドアップ

実数値:223(140)-211(252)-125-x-115(116)-70

h:16n-1

d:あまり

 

暴力という名がふさわしい化け物ポケモン

根性発動後のノマテラからげんきは異常な火力で有象無象を破壊できた。

ビルドアップは根性発動前の初ターンに打つなどした。

かみくだくを採用しているのはロトムやミミズズなど地面耐性のあるポケモンがゴーストテラスをしてくるためメタとして採用した。

トリルアタッカーなのにsを落としていないのはカバルドンやディンルーの上を素で取りたい場面が多々あったため。

 

 

Skelokrok

ラウドボーン@のどスプレー

テラスタイプ:フェアリー

性格:れいせい

特性:てんねん

技:フレアソング シャドーボール だいちのちから テラバースト

実数値:211(252)-x-121(4)-178(252)-95-77

s:トリル下でハッサムの上を取りつつ素でハピナスを抜けるライン

 

第二のトリルアタッカー。

出す機会は少ないものの出した試合は悪くない活躍をしてくれた。

フレアソングでのどスプレー起動後の火力は根性発動後のガチグマと似ている。

 

〇選出

・コノヨザルバンギドッグ

基本選出。コノヨで場を整えつつ、バンギで荒らしてハカドッグで詰める。出せたときのプレイングは非常に楽だった。ただし後述のこいつがいると出せないパターンが多くて選出率は3.4割を切ってたと思う。軸なのにだせないのは反省点。

 

・コノヨザルミミッキュ+ガチグマorラウドボーン

裏選出。コノヨで場を整え、ミミッキュで殴りながらトリルを張り、ガチグマorラウドボーンで詰める。

ランドロスミミッキュ、キョジオーン、カバルドン、アーマーガア、ヘイラッシャ、モロバレルハッサム、チオンジェン、ドヒドイデ

この辺が一体でもいる場合裏選出を検討したほうが良い。

 

〇雑感

まず、レート2000に載せることができたことは非常に嬉しいです。

前期は全く手が届かなかったのですから。

今期は序盤うまくいったものの終盤全然勝てなくなりレート1600前後まで溶かすこともありました。

そこからまたレート2000まで伸ばすことができたのは発想の転換でした。

ずっと初手要員やバンギラスにテラスを切らずにハカドッグにテラスを残すことを最重要視してたんですけど、そこ変えればよくね?と気づくのがシーズン最終版でした。

そこからじわじわと勝てるようになってきて構築の完成度も上がりました。

メインロムをレート2000に載せてからレート1900前後のサブロムを最終日ずっと回してたんですけどレート2000に届きそうなったので最終的にメインロムを動かしたんです。

最初は一進一退でもっと上を目指せるんじゃないかと意気込んでおりましたがマッチングも運もついてこずズルズルと溶かしてしまいました。

最終的に溶かす結果になってしまいましたが後悔はしてないです。更なる高みへと自分に挑戦することができたので。

来期もまた砂パの研究を続けようと思います。

以上になりますがここまでご覧いただきありがとうございました!

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