○はじめに
砂の民Keyと申します。今期は砂パで目標としていた2100に到達できたので執筆致しました。
是非最後まで読んでいただけると嬉しいです。
結果
minoriロム:最終順位64位レート2108
Keyロム:最終順位321位レート2010
○構築経緯
皆さんご存じの通り今期からかつて猛威を振るった準伝説たち、そして出禁を食らっていた10数体ものポケモンが壇上に上がることとなった。
砂の民として三種の神器であるカバンドリが帰ってきた上に砂の相方マンダさんが帰ってきたことは大変喜ばしい。
一方でかつて7世代において幾度も対峙し難敵であったカプレヒレ、ランドロス、テッカグヤも帰還ということで頭を悩ませることとなった。
グッドニュースにバッドニュースはつきものであるということだろう。
ドリュウズはきついかなと思いとりあえずシーズン序盤は解禁された砂パッチラゴンで遊んでいた。
使用感は悪くないが火力が絶妙に足りず、択が絡むシーンが多くなかなか扱いが難しかった。
煮詰めれば可能性は感じたが使ってて苦しかったので結局断念して愛用のをエースに使うことにした。
使ってみたら普通に強かった。
バンギに比べてエスバ、ウーラオス、ランドに強めで役割遂行が安定して扱い慣れているため砂始動役をに。
正直サンダーやらウツロイド、アーゴヨン等々特殊アタッカーが蔓延していたのでバンギラスで考えるのも良かったと今更ながら思う…が後の祭り。
砂できついレヒレランドカグヤをまとめてみれるを採用。
ナットゴリラがあまりにもきついので砂との相性もよく使い慣れているを採用。
この枠はカイリューと悩んだが結局、sの速さと威嚇の強さからマンダにした。
ポリ2対策かつ炎打点としてを採用。
狭い裏選出で何かとごまかしの効くを入れて構築が完成した。
○個体紹介
カバルドン@さらさらいわ
性格:わんぱく
特性:すなおこし
技:地震 岩石封じ 欠伸 ステロ
実数値:215(252)-132-169(124)-x-109(132)-67
b:陽気珠エスバの威力130技を84.4%で2耐え
d:控えめ珠サンダーのダイジェット93.8%で耐える
今期はボルトやファイヤーなど浮いてる挑発組が散見されたので岩石封じを採用した。
使い勝手はよく、ランドが剣舞してきた場合岩石封じを押すことでドリュウズが上をとられずに済む。
地震は無難な削りを入れる打点として外せない。
吹き飛ばしがないことでバトン展開に弱くなってしまったが勝手に警戒してくれることをお祈りした。
ドリュウズ@命の珠
性格:意地っ張り
特性:すなかき
実数値:185-205(252)-81(4)-x-85-140(252)
火力:ステロ込みダイロックで無振りダイマサンダーが確1
ダイアースで無振りウオノラゴンが93.7%で落ちる
ダイアースで無振りウーラオスが62.5%で落ちる
+1ダイスチルでhbランドロスが75%で落ちる
+2ダイスチル(アース)でhbポリ2が18.7%で落ちる
+2ダイスチル(アース)でhbカバが87.5%で落ちる
本構築の本丸。
今期もいかんなくその超絶パワーを発揮し幾体もの難敵を撃沈させてきた。
本来ドリュウズに有利なポケモンでも少しでも舐めた動きをすればその殲滅力の高さに後悔することになるだろう。
裏に浮いてるポケモンを添えることでランドにも強気に立ち回れる。
ボーマンダ@こだわり眼鏡
性格:臆病
特性:威嚇
実数値:173(20)-x-101(4)-158(220)-102(12)-167(252)
b:意地ウオノラゴンのエラがみを威嚇込み98.9%2耐え
意地ウーラオスの冷凍パンチを威嚇込み81.3で耐える
ゴリラウオノラゴンに対して唯一後投げできるポケモン。
7世代の防御カチカチのメガマンダと比べるとどうしても耐久が脆いなと感じた。
威嚇込み半減でもエラがみがえぐいダメージが入るしやはりあのポケモンは化け物といわざる得ない。
眼鏡のおかげで思いの外火力が出るがhdポリ2には無力であった。
終盤ウオノゴリラの増加により大忙しであった。
サンダーに激弱なのがきつかったが構築の穴を潰してくれる要人である。
水ロトム@オボン
性格:控えめ
特性:浮遊
技:ハイドロポンプ 10万 悪の波動 悪巧み
実数値:154(228)-x-128(4)-154(116)-129(12)-125(148)
h:自然の怒り意識の偶数
c:11n
d:dl調整
s:最速61族抜き
種族値不足で火力も耐久も本当にギリギリなため両方欲張った調整となった。
オボンは低いhpを補う意味でかなり活躍した。
ここまでsを振ることで遅いランドレヒレミミッキュを抜けたりする。
悪の波動は命中安定でヌオーやトリトドンでサイクルを回してくる受け相手に刺さった。あと終盤増え始めたドラパルトへの打点としても良い。
ドロポンの外しが弱いが高種族値の殴り合いの中でも本当によく頑張ってくれた。
エースバーン@とつげきチョッキ
性格:意地っ張り
特性:リベロ
技:かえんボール 飛び膝蹴り ダストシュート ふいうち
実数値:159(28)-176(188)-96(4)-x-100(36)-171(252)
h:16n-1
a:11n
d:控えめ珠サンダーのダイジェット確定耐え
とりあえず出しておけば何かと強い8世代最強ポケモン。
砂パにおいて狭い裏選出の穴埋めにはもってこいのリベロ。
ポリ2に後投げすることが多いため、またスカーフレヒレによる出落ちを防ぐためチョッキを持たせたがこれが強かった。
レヒレにガンガン後投げ出来るしダストシュートの3割毒が強い。
サンダーとも撃ちあえるバケモノ。
ウオノラゴンが舐めて後投げしてくることがあるが膝orダスト+ふいうちで死ぬ。
ダイジェット用に飛び跳ねるを入れたかったが抜く技がない。
ミミッキュ@アッキのみ
性格:意地っ張り
特性:化けの皮
実数値:143(100)-154(236)-116(124)-x-126(4)-122(44)
h:16n-1
a:11n
b:皮ダメ込みアッキ発動で陽気珠エスバのキョダイカキュウを62.5%で耐える
s:同族意識のs振り
何も語ることがない最強ポケモン。
ポリ2が嫌なのでゴーストダイブではなくドレインパンチを採用した。
○選出
①or(まれにも)
基本選出、初手は前後することもあるが出せると強い。
②
裏選出のグッドスタッフ。相互に補完がとれており安定した立ち回りが可能。
③
対受けループに対する選出。ステロ欠伸を絡めて崩しを狙う。
○きついポケモン
クリアボディ:マンダの威嚇もカバルドンでさの岩石封じが効かないのが本当にきつい。竜舞されるとすなかきドリュウズでも抜けない。
:カバドリでどうにかするか、エスバミミッキュで頑張る。sが上がると砂かきドリュウズでも抜けない。
:まともな回答が存在しない。ロトムやドリュウズでごり押したり、マンダのエアスラで怯ませてごまかしていた。
:初手ウオノに強いのがマンダだがサンダーに弱い。逆にサンダーに強いのがカバかエスバだが初手で出し負けるときつい。
○雑感
今期は序盤〜中盤〜終盤にかけて環境の変化が激しかったように思う。
終盤サンダーが激増したことでテッカグヤが減り、対策としてバンギやウツロイドが増えたことで砂の通りは決して悪くなかった。
ウーラオスも水が減って悪が増えたことでカバドリも強気に出せた。
パーティは微調整するくらいで一度決めた並びはほとんど変えることはなかった。
いつもは1ロム特攻なのだが今期はモチベが高く盛り上がっているシーズンだったので2ロム用意した。
最終日までに2050ロムを二つ用意できたので夜にminoriロムから潜って負けてもいいやくらいの気持ちでガンガン潜っていたら気づけばあっさり2100を超えていた。
2ロムある余裕感は精神的に良いのかもしれない。
その後Keyロムで潜ってレートを更新しようとしたが2100乗った安心感からか集中力が切れ、逆に2000を落ちそうになってしまった。
折角のレート更新のチャンスだったのにもったいなかったが体力も実力の内ということだろう。
今考えるとカバではなくバンギも大ありだったと思うので来期以降考えてみようと思う。
レンタルパーティを貼っておきますので使って頂けると嬉しいです。
質問や感想は@Key74073921まで。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
○special thanks
本記事のサムネ制作者は@tio_pokelive
大変良い画像を作成して頂き感謝の至りである。