ゼノブレイド2を先日クリアしたので感想を書くことにしました。
前作の無印ゼノブレイドはプレイしていないのでご了承ください。
〇プレイしたきっかけ
ゼノブレイド自体は興味がありましたが今すぐプレイするまでには至りませんでした。
というのも発売から時期が経っていて今更感があったからです。
しかしながらスマブラでの参戦が決定し再びこのゲームが話題となり評判もよかったことからプレイすることにしました。
おっぱいとか決して不純な動機があるわけではない
〇結論
プレイ時間90時間ほどでストーリーをクリアしました。
攻略サイトをみてサブクエストやキャラ育成をちょくちょくやりながらこのくらいのプレイ時間ですが本気でやったらもう何倍も時間かかると思います。
ゲーム自体は非常によく作りこまれていて製作陣の気合を如実に感じましたし、この作品で問いたいテーマもはっきりしていてそれがよく描かれていました。
やりこみ要素豊富でヘビーユーザーにも飽きさせないつくりになっていてただシナリオクリア、というような終わり方はしません。
ストレスを感じる部分も多いがそれよりも個人的に魅力のほうが大きかったです。
良いところと惜しいところがいっぱいあるので以下に要素ごとにまとめてみました。
◯良い点
・美麗なグラフィック、広大なフィールド
とても広いフィールドで街も背景もよくできていて見飽きません。
カメラも自由に操作できて自分の思うがままに景色を楽しめます。
・迫力あるムービー
シナリオの随所にムービーが挿入されていて字幕もありまるで映画を見ているような壮観ぶりです。声優陣の迫力ある演技に闘いの臨場感がすごく伝わってきます。
またBGMも素晴らしいです。
熱いBGMに感動的で泣けるBGM、ほしいところに欲しい音楽が流れてきてより楽しむことができました。
サブクエストやサブキャラにもムービーが沢山用意されていて力の入り用が凄まじいです。
ちなみにムービーはタイトル画面のメニューから見返せるので好きなシーンを何度でも見返せます。
・魅力的なキャラクターたち
まず主人公のレックス、本当に純粋でまっすぐな性格で共感できるまさに主人公たる主人公といった感じでした。
主人公はシナリオを語る上で非常に重要な立ち位置ですがこのキャラを嫌いになれる人はいないじゃないでしょうか、とても勇敢で好きになれるキャラクターです。
他にもシナリオに関わってくるキャラクターにそれぞれの想いや思想があって過去の追憶シーンなどでそれがよく描かれており共感しやすいつくりになっていました。
個人的にはメレフとカグツチがめっちゃ好きです。
主人公とは全く違う立場でシナリオに関わってきていますがその考え方や立ち振る舞いがかっこよくて魅力的。
・理解できれば楽しい戦闘
オートアタックで自動的に攻撃してくれて操作は溜まったスキルや必殺技をポチポチ押してるだけなのでらくちんです。
画面の見方を覚えたりコンボが色々とあって慣れるまで時間がかかりますがシステムさえ理解できれば気持ちよく戦うことができます。
・壮大なシナリオ
ゲームの根幹をなすシナリオですが非常に興味深く考えさせれられる内容でした。
序盤から終盤までだんだんと謎が解けていく爽快感と衝撃的なラスト。
一概に誰が悪いとかそういうのはなくて主人公が織りなす道も一つの選択肢に過ぎないというもので闘う相手の気持ちも痛く伝わってきます。
予想を超える展開に最後までどうなるんだろうと続きが気になって仕方がなかったです。
◯惜しいところ
・戦闘チュートリアルが雑
説明が一回しか表示されず画面の見方も初見ではわかりずらい。
ゲーム慣れしている人ならまだしもライトユーザーには不親切な設計となっている。
理解するには攻略サイト等を頼らないと厳しい。
・マップがとにかく見づらい
立体的な地形であるにもかかわらず平面で書いてあるため正確な位置がわからない、漫然と探りながら捜索していく感じである。
宝箱の場所もわからないし重要なアイテムが手に入る鍵などの場所も頑張って探さなくてはならない。
ハシゴがあってそこからいけたのかーみたいなことがよくあった。
・ストーリー進行中いきなり放り投げられる
最終目的地は示されるものの細かい行き方は教えてくれない。先のマップの見づらさも相まって目的地までのルートを見つけるのにフィールドを右往左往することになる。
攻略サイトには何度もお世話になった。
・サブクエストがやたら長い
終わったと思ったら追加で頼まれたり、やたら事件が起きてモンスターと戦ったりするのが当たり前。最初はイライラしてたけど途中から慣れた。
・キズナリングを埋める作業がストレス
いわゆるタスク型で育成していくものなのだがその条件に
特定のモンスターを何体も倒す、◯◯人に40回話しかけるなどは特にストレスを感じた。
モンスターの居場所まで書かれていないのでまた攻略サイトを頼ることになるし、話しかけるのはもはや単なる作業である。
・ガチャ要素
コアクリスタルというアイテムでブレイド(仲間)を使役することができるののだが出るブレイドはランダムで当然当たり外れがある。
ブレイドと人間との絆の深さがシナリオで語られる一方、レアブレイドを当てるためにはいわゆるハズレのコモンブレイドが大量に排出されることになる。
圧迫したブレイドは別れることもできるのだが
この扱いの雑さはいかがなものか。
唯一同じブレイドが被ることがないのが救い。
・フィールドスキル
各ブレイドが持っているフィールドで役立つスキル。ポケモンでいうひでんわざというとわかりやすいだろうか。
スキルlvがあってキズナリングを埋めることで上げられる。
スキルlvは全ブレイドの合算値で高いlvを要求されれば当然それなりの人数がいる
例えば宝箱を開けるのに開錠スキルlv5 忍耐力lv2 とかを要求されることがある。
その時そのスキルを持っているブレイドをエンゲージしていればいいがひかえにいる場合はいちいちエンゲージし直さないといけない。
これが非常に面倒な作業で頻繁に進行を妨げられてストレス極まりない。
そもそも特定スキルを持っているブレイドは限られていたりしてそれもまたストレスである。
〇あとがき
以上になります。惜しいところもあってストレスを感じることも少なくないですがそれ以上にいいところあり過ぎて乾杯です笑
本当に映像も演出もbgmもシナリオも素晴らしくて何度だって神と言いたい。
攻略サイトは意図せずネタバレを食らってしまうことがあるので要注意です。
システムに慣れるまで時間はかかるものの最後までやって絶対損しません!
本記事がプレイの参考になれば幸いです。