◯はじめに
初めましての方は初めまして、砂の民Keyです。今回は私がs14で使用していたステラみがわりドリュウズを紹介していきたいと思います。
◯ステラみがわりドリュウズとは何か
テラスタルをステラタイプにして技にみがわりを持たせたドリュウズ。
ステラ補正によりタイプ一致技が各タイプ1回だけ1.5倍→2倍になる。
これが非常に強力でドリュウズは複合タイプであるためメインウェポンであるアイアンヘッドと地震がそれぞれ威力120→160 150→200となり大体元の1.333倍(正確には4/3倍)くらいの火力となる。
火力指数でいうとa205珠ステラ地震の指数が53300とこれはa200鉢巻ガブリアスのげきりん54000に匹敵する火力である。また、7世代でいう地面zの火力指数が55350であり、これにも近い火力が出る。
具体的に主なダメージ計算を下記した。
〇主なダメージ計算
(ドリュウズのaは特化205で持ち物は命の珠であるものとする)
・ステラ地震
無振りウーラオス 96.5〜114.2%(乱数1発75%)
h252炎オーガポン 102.6〜122.4%(確定1発)
・+2ステラ地震
hb特化ブラッキー 111.8〜132.6%(確定1発)
hb特化カバルドン 100.4〜118.6%(確定1発)
hb特化輝石ポリゴン2 90.6〜106.7%(乱数1発43.7%)(ステロ込み確定1発)
h252b116わんぱくディンルー 87.4〜103%(乱数1発18.7%)(ステルスロック込乱数1発56.2%)
・ステラアイアンヘッド
h4振りカイリュー 83.8〜99.4%
h252カイリュー 70.7〜83.8%(ステロ込み乱数1発62.5%)
h4振りランドロス 88.4〜105.4%(乱数1発31.2%)
このように非常に高い火力を上から押し付けられるのが強みである。
次にステラを採用するもう一つの強みについてみていこう
〇ステラを採用するもう一つの強み
ステラドリュウズは火力が高いのは伝わったと思うが、もう一つの強みが技スぺを圧縮できることにある。
例えばこれが水や草テラスだと相手の弱点を突く技としてテラバーストがどうしても欲しくなる。
そこをステラはメインの2ウェポンだけで解決するため技スペースが一つ空くのである。
その空いたスペースに採用すると非常に強い技がみがわりである。
これがあまりに強かったためその強みを下に列挙する。
①テラス択の回避
一回みがわりを置くことで相手のテラスを様子見できる。
②状態異常技の回避
ジャローダのへびにらみやガオガエンのおにびを透かすことができた。
③ふいうちの回避
パオジアンや悪ウーラオスのふいうちを透かす。
④威力の低い技をみがわりが耐える
主にキョジオーンのしおづけやcダウンした流星群に対して打った。
⑤砂ダメージの蓄積
相手がドリュウズの圏内に入っているか怪しい時に打つ。砂ダメ一回分足りないことはあるあるなので重宝した。
⑥砂ターンをわざと枯らして砂を再展開する
砂ターンがもう少しで枯れてしまうかつ裏に砂始動役にいる場合に取る行動。
あまりこういった状況は少ないがたまに重宝する。
⑦ステラ透かし読みみがわり
ステラは一回きりのためそこを透かされると弱い。
例えば剣舞したドリュウズとランドロスが対面して、相手の裏にブリジュラスがいた場合、相手はこちらのドリュウズの動きを様子見するためにブリジュラスに引いてくることがよくある。
そこでみがわりを打つと威嚇が効かない上に有利な対面が作れた。
このように枚挙にいとまがないほど用途があるので私はみがわりなしでは使えない体になってしまった。
〇高速エースとしての強み
みなさんあの技にお困りではないだろうか。
特に終盤流行るあの技、高速エースが1発で機能停止するあの技。
そう、電磁波である。
その電磁波がドリュウズには効かない。
大丈夫なことなのでもう一度言う。
ドリュウズには電磁波が効かない。
テラスでタイプを変えることもないので絶対に効かない。
ついでにいうと砂始動役であるカバルドンも電磁波が効かない
この2体を主軸に置くだけで電磁波に怯えることは一生ない。
それだけでもエースとして採用する価値があるのではないだろうか?
〇育成論サンプル
ドリュウズ@いのちのたま
テラスタイプ:ステラ
性格:いじっぱり
特性:すなかき
実数値:185-205(252)-87(52)-x-85-134(204)
s:砂下で+1 110族抜き 準速カイリュー+2
b:あまり
珠ダメ1回+a200水ウーラオスの水テラスアクアジェット 83.8%〜100.5% 最高乱数切り耐え
みがわり1回+a189パオジアンのふいうち 82.7〜97.8% 確定耐え
みがわり1回+a200悪ウーラオスの悪テラスふいうち 87.7〜103.5% 乱数1発(18.7%)
準速ではなくbに努力値を少し割いている理由は先制技意識だ。
元々bが低いので52振るだけでめちゃめちゃ乱数が動く。
タイプ変更で先制技に耐性がつかない以上多少なりともダメージを押さえたかった。
sはスケイルショットでsを上げてくるカイリューがいる関係上最低でもここまでは抜いている必要があると思う。
ブエナカミにほとんど抜かれるのだがそもそも最近は最速カミばかりなので準速にしたところで意味がないと判断した。
陽気にするとブエナカミを抜けるが諸々のダメージ計算が破綻するのでおすすめはしない。
〇まとめ
まずステラの弱みである1回切りの部分の弱みをみがわりが解消してくれるという関係性が美しい。
体感で言うと7世代でいう地面zと鋼zを両方持ってるような使用感、それでいて打つタイミングをみがわりによって選べる。
バレたら弱いのではないかという部分もみがわりで択をずらせるため使い手によって無限の可能性を秘めている。
例えるなら宇宙船ドリュウズ号に乗っていて状況に応じてミサイルを打ち分けている感覚だった。
私はドリュウズという乗り物に乗っていてその司令官だ、これが気持ち良くない訳がない。
明らかに強くて気持ちいいポケモンなのに知られていないのが悲しい。
今回記事を執筆したのもそれが理由だ。
人によって使えば使うほど味が出るポケモンなので是非その使用感を実感してみてほしい。
肝心のドリュウズ入りの構築の部分だが下にリンクを貼っておくので是非読んでいってほしい。
レンタルもあるのですぐにその使用感を実感可能だ。
いますぐ船(ドリュウズ)に乗れ!強さは私が保証する!
ここまでご覧頂きありがとうございました。